一般的に、駅近物件は価格が高い傾向にありますが、不動産広告に表記されている駅までの徒歩時間よりも時間がかかる気がする…と感じたことはありませんか?
実は、徒歩〇分という表記と実際にかかる時間は異なるケースがあるため注意が必要です。
そこで今回は、賃貸物件を探す際に知っておきたい、駅近の定義や駅近に住むデメリット・デメリットについて解説します。
賃貸物件で駅近に住む場合の「徒歩何分」の決め方
不動産広告における徒歩所要時間は、「不動産の表示に関する公正競争規約」によりルールが定められています。
公正競争規約では、「1分=道路距離80m」で計算し、秒数は切り上げて表示することになっています。
また、道路距離は歩く道の長さ(道路環境は考慮されない)で、速度の基準は「女性がハイヒールを履いて歩いたときの速さ」です。
全国の物件に共通してこのルールが適用されますが、実際の徒歩時間は道路や天候・周辺環境などにより変わってくるため注意が必要です。
2019年におこなわれた「駅近は徒歩何分までか」という調査では、1位は徒歩10分、2位は徒歩5分、平均で8.2分という結果となっています。
駅近の賃貸物件に住むメリットとは?
駅近の賃貸物件に住む大きなメリットは、通勤・通学に便利な環境なので移動時間が短縮できるという点です。
通勤や通学は毎日のことなので、その時間を短縮できれば自由に使える時間が増えます。
駅周辺には商店街やコンビニ・飲食店などが多く、通勤や通学の帰りに買い物ができるだけでなく、お店の灯りや人どおりが多いため夜道も比較的安心です。
駅近の賃貸物件に住むデメリットとは?
一方、駅近の賃貸物件に住むデメリットとして挙げられるのが、家賃が高い傾向にある点です。
便利で人気の駅近物件は、駅から遠い物件よりも家賃が高めに設定されています。
駅から徒歩5分以内の物件は、そのエリアの平均家賃よりも約1万円前後高いケースが多いとされています。
また、駅の周辺は飲食店や商店街があり人どおりが多いため、騒音が気になることもあるため注意が必要です。
ほかにも、建物が密集していて日当たりや眺望が良くない物件もあるため、実際に物件を見てから契約するのが安心です。
まとめ
不動産広告にある徒歩何分の表示は、「徒歩1分=道路距離80m」で計算されますが、実際の所要時間は道路状況や天候などによって変わるため注意が必要です。
駅近物件はメリットだけでなくデメリットもあり、決める際には実際に物件を見て検討しましょう。
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