空き家を所有している方のなかには売却を考えている方も多いでしょう。
空き家をそのままにしておくと、放火などの事件やご近所トラブルの原因にもなってしまいます。
ここでは、空き家バンクとはなにか、メリットやデメリット、利用の流れについてご紹介します。
空き家バンクとは?売却の仕組みや背景について
空き家バンクとは、空き家限定で売主と購入希望者をマッチングさせるサービスです。
非営利で自治体や委託を受けた企業が運営をしています。
空き家の情報を空き家バンクに登録し、購入希望者に提供する仕組みです。
空き家バンクに登録することで多くの方と情報を共有できるため、成約する可能性が高くなると言われています。
空き家バンクができた背景として挙げられるのが、社会問題になっている空き家の増加です。
空き家情報を発信することで、空き家の空き家の有効活用を目指しています。
売却時に空き家バンクを利用するメリットやデメリットについて
メリットの1つ目は、仲介手数料がかからないことです。
不動産会社を介さず直接契約を結ぶため、仲介手数料がかかりません。
2つ目は、補助金制度により購入者が見つかりやすいことです。
自治体によっては建物の改修やリフォームの費用を補助する制度があります。
3つ目は、買主を探す間口が広がることです。
インターネット上に情報を公開することで、全国の方に情報を共有できます。
一方でデメリットもあり、まず1つ目は売却の手続きでトラブルが起きやすいことです。
不動産会社を介さない個人間の売買となるため、不備や交渉時にトラブルが起きやすくなります。
2つ目は、空き家案内で手間がかかることです。
連絡や現地までの案内など、すべてを自分でおこなう必要があります。
3つ目は、すべての自治体にあるとは限らないことです。
すべての自治体にあるわけではないため、利用に際しては自治体に確認が必要です。
売却時の空き家バンクを利用する流れについて
利用の流れとしては、まず始めに自治体に確認をとります。
次に登録申し込み書などの書類を提出し、担当者の現地調査を経て登録完了証書が発行されれば、登録手続きが完了です。
購入希望者が現れたら、売主が買主と直接やり取りをおこないます。
そのときに物件の詳細や条件、内覧などの予定を決めます。
内覧や交渉をおこなってお互い納得ができたら売買契約を締結し、引き渡しをおこなう流れです。
自分でおこなうのが面倒に感じる場合は、不動産会社に仲介を依頼する方法もあります。
不動産会社に依頼すれば個人でのやり取りがなくなるので、トラブルも少なくなりおすすめです。
まとめ
空き家バンクを利用すれば仲介手数料がかからず、自治体によっては補助金が出るなどのメリットがあります。
ただし、個人間売買となるためトラブルが起きることも否定できません。
空き家の売却に際しては、空き家バンクだけでなく、不動産会社による仲介も検討することをおすすめします。
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